2019年7月3日 更新

李佳琦とは?15分で15000本の口紅を販売する"口紅王子" 「李佳琦」の基礎知識

今回は、中国で絶大な人気を誇り一回の淘宝ライブで3億円相当の化粧品をを売り上げると言われている美容系男性KOL、通称「口紅王子」”李佳琦(Austin)”をご紹介したいと思います。

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「李佳琦」とは?

近年の中国のコスメ市場を語る上で避けられないのが、李佳琦(Austin)といわれる男性美容家トップインフルエンサーで、通称「口紅王子」と呼ばれています。
【経歴】

1992年に湖南省で生まれた李佳琦は、大学でダンスを学ぶ傍らL’Oréal(ロレアル)でコスメの販売をしていましたが、L’Oréalが「淘宝直播(タオバオライブ)」を行うにあたり、その進行役として抜擢され、それを機にライブ配信を行うようになりました。

その豊富な知識や絶妙なトーク、男性ながら自身に口紅を塗って見せるパフォーマンスなどが多くの視聴者に受け、着実に人気を伸ばしていき、2017年には販売員を辞め上海に移住し、タオバオの専業ライブストリーマーとなりました。当時、月収はわずか6000元(約96,000円)の販売員だった彼は、今ではランキング首位に立ち「商品を売りまくる」トップKOLとなったのです。
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『双11(ダブル11)』でアリババ経営者のジャックマーと対戦

淘宝のコスメ系のインフルエンサーとして活躍しはじめた李佳琦(Austin)が2時間のライブストリームセッションの間に380本以上ものリップスティックを試した際の配信では、15分間に15000本を販売し、彼が「OH MY GOD!」や「Amazing!!!!」と絶賛し、「これを買おう!」と言うたびに魔法の言葉のように飛ぶようにコスメ商品が売れます。

2018年11月11日に開催される『双11(ダブル11)』では、アリババ社長の馬雲(ジャックマー)と口紅の販売対決を行い、李佳琦は、配信中に32万本を売り、6700万元(約10億6000万)の売上を達成し、男性美容系KOLの存在を確実に確立させることに成功し、大きなターニングポイントとなりました。
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李佳琦(Austin)が注目を浴びる理由

元々ロレアルの化粧品販売員であったこともあり、それぞれの商品への適切なアプローチとわかりやすい説明がヒットの最大の理由ですが、良いものは良い、悪いものは悪いという辛口トークなのも多くのフォロワーから信頼されるポイントです。このように商品の推薦に中立的な立場なのも、今時のライブストリーム情勢においては珍しく、彼は商品が気に入らなければ大手ブランドでも仮借のない批判を下し、「彼の意見は頼りにできる」という印象を視聴者に与えています。

また、「このカラーは女優の〇〇にピッタリ!」「〇〇みたいな女優の雰囲気の人が塗ったら最高!」というような、イメージしやすい説明や解説をするのも上手く女性消費者の心情を細やかに理解していることが多くのファンから支持される理由である。
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李佳琦は毎晩8時に、上海のスタジオからコスメ用品の紹介動画を配信しており、あるライブ番組での実演・解説で、彼は5時間半の間に2万3千件を受注し、353万元の売上を達成、視聴者数は18万9300人に達した。

そして、365日でなんと389回のライブ放送(1日2回放送含む)をするという大記録を達成しており、これを淘宝直播(タオバオライブ)以外にも、TikTokでは1900万人、Weiboでは170万人のフォロワーが観るのである。

フォロワーの95%以上は18〜24歳の女性です。この圧倒的なフォロワー数の多さや、コスメ系に注目する主流ターゲットを網羅していることから、巨大なビジネスチャンスがあると注目されています。

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稼ぐKOLは、ライブで動画配信する時代に

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中国では「誰かが使ってどうだった」というクチコミは信頼度が高く、なかでも、その商品分野に一定の知見を持ち、影響力を有している人物が、実際に使ってみた感想というのは、消費者にとっては非常に貴重な情報となります。

「ライブコマース(ネット上でライブ動画を配信して商品を紹介・販売する新型Eコマース)」は、この2年で猛烈な勢いで伸びており、大手越境ECプラットフォーム内でライブ配信機能が設けられたり、生放送アプリが開発されるなど、今や中国ネット社会では欠かせないものとなっています。サウスチャイナモーニングポスト紙によると、タオバオのライブストリームプラットフォームにおける顧客転換率は32%と、前代未聞ともいえる確率を打ち出しており、李佳琦は、視聴者を購入客に転化できることを証明した一人となりました。

また、企業からみてもタオバオのライブコマースは、一般SNSインフルエンサーと比べると費用対効果が抜群で、さらにライブによって、伝わる情報量は格段に増えただけでなく、熱量も伝わるようになったことにより、越境ECの一手段として企業の新たな切り口として注目が集まっています。


如何でしたでしょうか?

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