京東商城(JD.com)の「京東618」とは?
京東商城(JD.com)は、京東集団が運営する中国ECの巨大モールの一つです。中国のECキャンペーンといえば、天猫(Tmall)が主催する「独身の日(ダブルイレブン)」が有名ですが、今あらたな別イベントが盛り上がりを見せています。
それは、中国でシェア2位を誇る京東(JD.com)を運営する京東集団の設立日、1998年6月18日を記念日として開催される618セールです。2010年からスタートし、今年で9年目を迎えます。
セール期間:6月1日~6月18日
「京東商城」の特徴
中国二大ECサイトといえば「天猫」と「京東商城」ですが、2つの特徴やビジネスモデルは大きく異なります。
天猫は各企業にマーケットプレイスを提供し、出店者から出店料を徴収する事業スタイルです。それに対し京東商城は自社で商品を仕入れて販売する直販型の事業形態を採用しています。例えるなら天猫は「楽天」、京東商城は「Amazon」に近いビジネスモデルといえます。なお中国直販型ECサイトの分野では、京東商城はシェア50%以上を占める最大手です。出店できるのはメーカーか正式な代理店限定でありそれにより品質と信頼が高い水準で保たれています。
天猫は各企業にマーケットプレイスを提供し、出店者から出店料を徴収する事業スタイルです。それに対し京東商城は自社で商品を仕入れて販売する直販型の事業形態を採用しています。例えるなら天猫は「楽天」、京東商城は「Amazon」に近いビジネスモデルといえます。なお中国直販型ECサイトの分野では、京東商城はシェア50%以上を占める最大手です。出店できるのはメーカーか正式な代理店限定でありそれにより品質と信頼が高い水準で保たれています。
また、京東商城と言えば家電系のECモールとしてスタートした事もあり、デジタル家電に強いECサイトとして広く認知され、男性ユーザーが多いイメージがありますが、近年ではWeChatなどを運営している騰訊(テンセント)と資本提携したことをきっかけにコスメやベビー用品、日用品まで商品の幅を広げ女性ユーザーの獲得に力を注いでいます。ちなみに日本商品の中で人気なのはベビー商品であり、とくに日本の品質の高い紙おむつは売れ筋商品のようです。
多くの企業がセールを開催する「618商戦」とは
6月18日にセールが開催されているのは京東商城内だけではありません。「618商戦」ともいわれており、この日周辺には京東商城に対抗するために、他社の天猫(T-mall)をはじめとしたRED(小紅書)や、家電量販店のSUNING、Kaola、唯品会(VIP)などのECサイトもこぞってセールを実施しており、2018年は618期間中で2844.7億元(約4兆8400億円)の売上を見せました。
今年も6月1日に開始されており、18日まで実施されます。20万以上のブランドや小売業者が参加し、開始から12時間に満たない時点で売上高が昨年の初日の総額を超えています。中でも最初の1時間で1億人民元を超える売り上げを記録したブランドが多数あり、アップルは2分45秒で売上高が1億人民元を超えました。
今年も6月1日に開始されており、18日まで実施されます。20万以上のブランドや小売業者が参加し、開始から12時間に満たない時点で売上高が昨年の初日の総額を超えています。中でも最初の1時間で1億人民元を超える売り上げを記録したブランドが多数あり、アップルは2分45秒で売上高が1億人民元を超えました。
上半期における最大の商戦である「618」。出店企業は大幅な値引きを提供することでより多くの新規ユーザーを取り込み、11月に開催される中国最大のECセールイベント「W11(ダブルイレブン」時の再購入やブランド認知拡大のための施策として十分にアピールすることが企業にとって大きなビジネスチャンスと捉えている。
また、近年各プラットフォームのトレンドとして新市場開拓に焦点が当てられている。中国の地方小規模都市や農村部の人口は国内の総人口の約70%を占めるといわれており、たくさんの企業が商業施設の比較的少ない農村などの地方都市をターゲットに事業を展開し、この大きな市場での顧客の取り込みや各ブランドの浸透を推進している。
また、近年各プラットフォームのトレンドとして新市場開拓に焦点が当てられている。中国の地方小規模都市や農村部の人口は国内の総人口の約70%を占めるといわれており、たくさんの企業が商業施設の比較的少ない農村などの地方都市をターゲットに事業を展開し、この大きな市場での顧客の取り込みや各ブランドの浸透を推進している。
ダブルイレブンを視野に入れた施策を打とう!
今や「独身の日(W11)」に匹敵する規模となりつつある中国の大型ECイベント「618商戦」。
京東商城(JD.com)の創業記念日だった6月18日の記念セールが、もはやアニバーサリーセールを超えた、中国EC全体に影響を及ぼす日になりました。
これから中国EC出店を考えている日本企業は、中国EC大手の天猫(T-mall)と共に、京東商城(JD.com)特有の強みに注目することで中国越境ECにおいて、売上と知名度を上げる絶好の機会となるでしょう。
京東商城(JD.com)の創業記念日だった6月18日の記念セールが、もはやアニバーサリーセールを超えた、中国EC全体に影響を及ぼす日になりました。
これから中国EC出店を考えている日本企業は、中国EC大手の天猫(T-mall)と共に、京東商城(JD.com)特有の強みに注目することで中国越境ECにおいて、売上と知名度を上げる絶好の機会となるでしょう。
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