2019年7月3日 更新

【記事コラム】ショート動画アプリ「快手(Kuaishou)」の躍進!その攻略法とは?

インターネット業界の成長が鈍化していると言われる中、ショート動画プラットフォームの「抖音(TikTok)」と「快手(Kuaishou)」だけは好調に成長を続け、ネット界の“怪事件”だと言われています。今からでも間に合う、「快手」の攻略法をご紹介します。

今年,请感谢让你学快手的老板
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約40%の「快手」出店店舗が、都市部の会社員の平均年収を稼ぎ出す

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近日、「快手」は『快手2018年度社会価値報告』の中で、2018年11月までのDAU数(Daily Active User)が1.6億を超えたと発表した。

米国の市場調査会社ニールセンの定性調査によると、年商10万元(160万円)以上の快手店舗は42%を占めた。中国50都市のホワイトカラーの2018年度平均年収は10万4,760元であり(人材会社BOSS調べ)、この調査結果は都市部で働く多くの上班族(会社員)に、「快手」に出店すればサラリーマンの年収ほど稼ぐことができると衝撃を与えた。

また同調査では、動画1本がもたらす収益は平均1,068元(17,000円)であったと発表した。

2018年に「快手」のみで収入を得ていた人の数は1,600万人に上り、これらの人の多くは3・4級都市と呼ばれる地方部在住で、必ずしも運営経験があるクリエイターばかりではない。彼らは、ある種特異な「快手」のカルチャーにフィットした人達だと言える。

現在勢いのある「快手」への参入は、こらからでもまだ間に合うのだろうか?ここでは、無料サービス「快手」から収益をあげる成功の秘訣を3つの方面から分析する。

秘訣1.「快手」はなぜ素人がゼロからマネタイズを実現できるのか?

『快手売貨王(売上グランプリ)』

『快手売貨王(売上グランプリ)』

IT評論家のkesoは、「快手のプラットフォームではどのような個人ユーザーでも自分のフォロワーを持つことが可能で、このアプリ内で冷遇される人は1人もいない」と語る。

「快手」はフォロワーやクリエイターに対し、商品表示のアルゴニズム、ページビュー、ユーザーロイヤリティの向上で価値を高めようとしている。利用者の好みに合った商品を提案するレコメンド機能では優良コンテンツに対し最大限のサポートを行っており、クリエイターが「快手」で動画をアップすると、全てのユーザーに平等にコンテンツが表示されるようになっている(以前の「微博(Weibo)」や他のプラットフォームではそうなっていない)。また、コンテンツを視聴したユーザーが一旦クリエイターに関心を示すと、以後の閲覧やコミュニケーションがさらにインタラクティブなやり取りとして行えるという。

また「快手」のサービス運営を行う紅頂点伝媒の景紅CEOは、「快手ユーザーは、動画ブロガーが販売する商品や公告に対して元々大きな抵抗感を持っていない。投稿されるコンテンツが面白ければライブ配信やショート動画を視聴するし、紹介される商品やコンテンツも購入する」と言う。

粗削りな動画であっても平等にユーザーの目に触れる機会があり、「快手」ユーザーの商品の宣伝・販売に対する寛容さが、素人でもマネタイズに挑戦しやすい土壌を作っていると言えるだろう。

「快手」は昨年から少しずつ商業化を推し進め、クリエイターの収益化に大きなメリットをもたらしている。2018年前後から「快手小店(オンライン店舗)」、「快手直播(ライブ配信)」等の機能をリリースし、初めて『快手売貨王(売上グランプリ)』を開催した。

多くのクリエイターにとって「快手」のマネタイズの路は始まったばかりだが、今後に期待が高まる。

秘訣2. 素人が「快手」を始める際の注意点

紅頂点伝媒CEOの景紅氏は、素人や初めて店舗運営を行うユーザーが「快手」で成功するポイントについて、次のように分析している。

ポイント1:商品のポジショニングは、なるべく低価格で切り込むのがマネタイズへの近道。(生活用品の場合)

「快手」の商品は多様化していて、生活関連が多数を占める。消費ユーザーは生活用品の価格には特に敏感で、少しでも日用品が安いと購買意欲が高まるという。日用品の販売で収益化を図るには、動画が人気になるだけでなく、他のオンラインの販売サイトや実店舗があるとなお多くの消費ユーザーに受け入れられリピートされる可能性が高いことが検証されている。

イント2:キャラクター設定で他者と差別化し、自分を印象付ける。

編集されたショート動画から簡単な記録形式の動画まで、幅広く動画を投稿する人の数が増えるにつれ、他者との違いを明確に打ち出し個性を発揮しなければ、プラットフォーム内で頭角を現すことが難しくなっている。

人気KOL(インフルエンサー)の“末那大叔”は、自身の父親と一緒に親子でコンテンツに登場することで他者との差別化を図っている。
“末那大叔”(右)と父(左)の親子ペア

“末那大叔”(右)と父(左)の親子ペア

同じく人気KOLの“祝晓晗”は、過保護な父を持つ娘のキャラ設定で、親子のコメディー動画シリーズが人気を博している。実際には“祝晓晗”と父親キャラの人物の間に親子関係はないが、寸劇仕立ての動画コンテンツにキャラ設定は有効で、認知度を高めることに成功している。
ポイント3:ライブ配信でフォロワーを獲得し、Eコマースで収益化する。

「抖音(TikTok)」と比べて、「快手」は人気ライバー(ライブ配信を行うKOL)に対する制限が比較的少ない。KOLは毎日決まった場面でライブ配信を行い、ユーザーとコミュニケーションをとることが出来る。

红頂点伝媒CEOの景红氏は、「フォロワーが100人いればライブ配信が可能だ。1000人いたら、事業化する価値がある」と語る。

ポイント4:地域限定機能が親密な繋がりを生む。

「快手売二手車(中古車販売)」では、地域を限定した販売方法で広域に分布するユーザーへの訴求に成功した。30秒前後の宣伝動画では、ある地域の訛りだと判別できる言葉で話されており、同じ地域にゆかりのあるユーザーたちと「微商朋友圏(モーメンツ)」で繋がることで、一歩進んだマーケティングが期待できる。
「快手売二手車(中古車)」

「快手売二手車(中古車)」

3. フォロワー数ゼロの店舗が、インセンティブ20万元を使って100万元の売上を立てることも可能

あるネット通販業者は、20万元(320万円)の報奨金を投じて人気ライバーと契約し、ライブ配信で紹介やレコメンドしてもらうことで瞬く間に投資金額を回収し、売上100万元(1,600万円)とフォロワー20万人を獲得することができた。

フォロワー数が少なく無名に近い店舗でも「快手」のライブ配信を使って投資額以上のリターンを瞬時に回収できる可能性があり、またフォロワーを多く持つユーザーやクリエイターにとってはPV数を収益に換えるチャンスがある。

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